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咽頭浮腫【入院】 [病]

初、病気による緊急入院をしました。

あまりにも急な、初疾病入院の記録を残しておきたいと思います。

辛かったの忘れないように(;・∀・)。

6月の日曜日。
いつも通り昼ご飯後にジムに行く支度をしてたら、急に喉左奥に痛みが。
ちなみにその時まで、何の痛みも違和感もありませんでした。

お昼に薬を飲んだんだけど「あれ?まさか包装(PTPでしたっけ)まで飲んだ??」
位の違和感で。

鏡で覗いても見えないし、まあ暫くすれば治るかなとジムへ。

でも、お仲間と話している間に段々喉がかすれてきて。

それでもいつものボクササイズ的プログラムに参加してたら、どんどん痛くなり。

プログラムが終了してから一緒に行ってた旦那さんに「ちょっとマズい感じ」と伝え、
彼も他のを止めて一緒に帰宅。

とりあえずシャワーしている間に旦那さんが色々病院に電話してくれ。
ただ日曜なので、近隣の病院は「耳鼻咽喉科の先生が不在」と断られる。
(順天堂においては「耳鼻科が無い」だそうで。あるくせに)

♯7119に電話して何処で診てもらえるか聞いて下さいと言われ、
専門の先生がいらした日大板橋に連絡をし、これから連れて行くと言ってくれて
車で向かいました。
17時半位だったかな。

先生には何か薬のパッケージを飲んだかもと伝えており、行く間、本当にPTP飲んでたら
頭も診てもらわないとだなぁ(@@;と考えていました。

そんな感じの痛みです。
何か喉にある感じで、あのプラスチックの角が喉に突き刺さっているような痛み。
病院に着く頃は唾も痛くて飲み込めない。


先生が「何か飲み込んだの?」と聞かれましたが、「あまり記憶が無いんです」と答え、
認知症の疑いがあると思ってるかなー…なんて考えてました(汗)。

検査用の椅子に座り、鼻の穴になにか吹き付け
(検査は全部吹き付けてからだけど何かは不明)
そこから内視鏡を入れて喉を見ます。

他の方のブログとか見ると結構痛いと書いてあるけれど、先生は上手でそんなには
痛くありませんでした。(他の先生は痛かった[涙]

先生が「浮腫があるな」と。
浮腫って聞けば、えっ?癌?と思いがち。
でも「こんな急に腫れて痛くては癌じゃないですよ」と、先生。

内視鏡では異物は見つからず、今度はCT。
全身入るのは閉所恐怖症の私には耐えられないのですが、丸い輪のCTだったので
助かりました。

そしてCTでも異物は見つからず。

先生が「これは咽頭浮腫だなぁ、今日は帰す訳には行かないね」と。

えーーーっ!!!???  まさかの入院!!!???Σ(゚д゚lll)ガーン

どうやらほうっておくと喉の腫れが酷くなって呼吸が出来なくなり、窒息死するとか。


午前中は全然なんとも無く、しかも運動までして。
そのお陰でシャワーもシャンプーもしたばかりで。  いいんだかわるいんだか。

旦那さんは急遽着替え等を取りに家に戻り、私は個室が空いてなかった為、
大部屋に案内され。
4人部屋でずらっと頭を同じ方向に寝る狭い部屋。しかも入口から2つ目のベット。

他のベットはしーんとして3床とも音もせず、カーテンを閉ざしている。
その時は何時だったのかあまりの出来事で覚えていないが、
もう消灯の9時を過ぎていたのかもしれない。暗かったから。

「パジャマが無いから急に入院したら困るねー」なんてユニクロで話してたばかり。

旦那さんが持って来てくれたのはリラコや通気性の良いTシャツとか。
病院は暑いので役に立ちました。

着替えて即点滴と、どれだけ酸素を吸っているかを測るのを右手の薬指先に付けられる。
それはベット足元にある大きなモニターに繋がっている。

旦那さんは明日また来るからと帰って行き、暗い部屋で1人頭が混乱する。

そして夜中の3時位まで酸素が足りないと、モニターのブザーが鳴ってしまう。
看護師さんに「そんなに苦しくないんだけど」と言うと
「ベットを30度位上げましょうね」と。

そういえばフラットで寝てた。
リモコンの存在さえ気が付かない位、パニックだったのかも。

頭を上げたらブザーも鳴らなくなり、他の患者さんにも迷惑がかからなくなった。

それで眠れたのか隣の方がいびきを掻き出した。
それに合わせて一番奥の方がどこかをバンバン叩いたり、電気を煌々と付けたり
カーテンをシャー!と引いたりとイライラ感を露わにし出したので
「怖い…」と、眠れず。

そのうち夜が明けて来たようで、窓際の方が5時にシャッ!とカーテンを開けた。

一睡も出来ず食事も出来ず、朝8時半頃の検診。

昨夜の先生がもう居る。先生は寝たのかな。

腫れはまだ酷く、暫くかかるかもと。  まじですかー(号泣)
何やら患部が白くなっていた。
「なかなかこうはならないなぁ、本当に何か飲んだかな」と先生が悩んでいたので、
「あっ、そういえば父の日だったのでうなぎ食べました」と言ったら
「うなぎ食べた!!??」と。

うなぎの小骨はレントゲンにも映らないし、取れないし、「あり得るなぁ」と。
えーーっ!そうなの!? 可哀想でお父さんには言えないなぁ(涙)。

まあ確定では無いそうですが、入院前に色々あって(またブログに書きますが)
10日間位ひどい下痢をしていて、免疫力落ちてたかもも有りです。
ググるとこの病気はストレスというのも要因で、いろんな事が合わさっちゃったのかも。
 

旦那さんが着替えやら歯ブラシやコップ、基礎化粧品等持って来てくれた。
どうしてすぐに持って来れたかというと、私の旅行用セットの有り場を知ってたから。
こういう時に年中保養所に行っているのが功を奏するね。

それとLINEが役に立つ。
休みなしの点滴と呼吸の管理をされ、管だらけだと電話する場所に行くのも大変で、
要件とかはLINEで即伝えられるので便利だった。

咽頭浮腫はステロイドの点滴で治す。
あと食事が出来ないので、ステロイドの間に栄養剤も投与される。
点滴が退院日まで続く訳ですが、一点に針がずっと刺さったままだと
段々と痛みが来る。
退院した時は手首が腫れていた。

旦那さんも仕事があるので、面会に来ても1時間位で帰る。
日大板橋は多分だけど各フロアに談話室が無いようで、話す場所も無いし。

喉、腫れてて話せないし(;・∀・)。

旦那さんが何気にダウンロードしてくれたゲームが時間潰しに役立った^^;。
他に何もする事が無い。テレビの一応カードを買って来たけど、見る気にもならない。
聞いた事も無い病気で、スマホでググってばかりいた。
情報はかなり少ない。

夕食は19時。
狭くて横にある棚の引き出しを出してそこに食事を置いて食べるらしい。
真横で飲食の音がする。 お腹が鳴ってるの、多分お隣さんに聞こえるだろうなぁ。

2日目の夜。
消灯前に救急の患者さんが来たらしく、けたたましくモニターの音がして
走り周る足音が廊下中響いてる。 患者さんも叫んでる。
そのスプラッタな夜は明け方近くまで続き、明け方にウトウトした位。
私の点滴も休みなく続く為、看護師さんが定期的に来るし。

3日目の朝の診察時には「寝れないし個室に移りたい」と言ったが空きは無く。
担当の先生では無かったので、鼻からの内視鏡も痛かった。
「まだ腫れが引いてないのでまだですね」と。
ただ「でも昼からお粥だそうかなー」と言っていたがお粥は来なかった。
看護師さんが「忘れてたみたい、夕食は出ますよ」と。

日曜の夜から食事をしていなく、初夕食だけどなんか食欲は無い。
お腹は鳴るんだけどね。

婦長が「個室がないんですよ、ごめんなさいね」とと言いに来てくれたが、
私チームの他の先生が後から来て
「どうしてここの部屋かというと命に係わる病気だからです!
だからナースステーションにも近いんですよ!」と、大きな声で言い出したので
わがまま言って申し訳ありませんでしたと謝った。

余計不安になり、ただひたすら病気をググって時間が過ぎて行く。
昨夜、看護士さんが指にはめて酸素量を測る器具を持ってきたので、
(ただし2日目には大きな機械ではなくトランシーバー位の機械に
変わり、指と繋がれていた)
「簡易版の検査機があるなら、これも取れませんか?」と聞いたら、
先生に聞いて取ってくれた。
これで顔が洗える。


旦那さんが夕方来てくれ、飲み物はさらっとしてれば良いと言われていたので
スタバのアイスティーを買ってくれた。高いのに美味しく感じない。
ソファーで話して夕飯前に帰って行った。

婦長が来て、明日個室が空きそうだから移りますか?と聞かれた。
いつ退院出来るか分からないので、移るとお願いをした。

夕飯はお粥一つ持って来るのだろうと思ったら、結構の食器の数に「え?こんなに?」と
言ってしまった。
DSC_0269 (2).jpg
お粥は食べれた物では無かったけれど、他のキャベツの煮物とか美味しく感じた。
修行僧が断食して最初に食した感じかな。優しいって感じ。
何故かお味噌汁が味が濃く感じる。
おからのオムレツも美味しかった。  なんだか有難かった。

喉を通る時に違和感を感じるのと、食欲が無いのとで三分の一位を頂いた。

気が付けば今日はW杯の日本戦初日だ。
消灯は21時だけど21時キックオフ。
看護師さんに聞いたら、日を跨がなければ大丈夫かなーと言ってくれたので
暗い中、ベットに座って観戦。
途中で担当ではない看護師さんが点滴を変えに来てくれたけど、
「あっ、サッカーですね、今夜夜勤でがっかりー どっち勝ってます?」と小声で聞くので
早々に日本がPK決めたよと言ったら嬉しそうに帰って行った。

大迫のゴールに1人無言でガッツポーズ。

他の3人は寝てる気配なので、試合終了のホイッスルと共にテレビを消す。

廊下も静か。
夕飯も食べ、状況にも慣れて来たのか3日目の夜にして明け方まですっと寝てしまった。

いびきに異常反応をしていた方も、いびきの方が良い方だと気が付いたからかな。
なんの意地悪もしなくなりました。
自分の病気より、旦那さんの風邪を携帯で心配しているを聞いてたからかも。
年配の方はベットで会話するからね。別に私は構わないけど。

4日目の朝。 病院の朝は早い。
大体5時には廊下で「おはよう」の挨拶が始まり、部屋隣の洗面で顔を洗う音がする。
私も5時半には起き、洗面に行く。
山のTシャツにタオル首に巻いて顔を洗いに行く。
きっと山小屋にも泊まれる事だろう。
顔見知りの人も出来て、笑顔で挨拶する。 

朝ご飯は8時。なので二度寝している人もいる。
4日目の朝ご飯。
DSC_0270.jpg
鶏肉団子スープが美味しかった.
でもまだ喉に違和感有り。 やはり三分の一位を頂く。

8時半過ぎの検査で最初の先生に診てもらう。
喉の腫れが随分引いた。
どうやら白いのはかさぶただったらしが、それも目立たなくなっていた。
「うーん、ちょっと気になるけど、明日退院出来るかなー」と先生。
「退院できますかっ!」と聞いたら「まだ分からないけど」と。

悶々としながらベットに戻る。
そうするととても優しそうな看護士さんが来て、「退院が近いみたいですけど
どうしますか?移って明日退院になるかもしれないけど」と。

「そうなんですよね…明日退院で今日部屋変わっても…でも先生が何を悩んでいるかが
分からないんです」と言うと、もう一度先生に聞いてくれたようで、
明日退院で決まりと言ってくれました。
その代わり、月曜通院ね、と。

帰って寝れるなら通院なんて全然OKですよー! せんせー!!!

「なんだかわがまま言って申し訳ありませんでした」と優しそうな看護士さんに
言ったら年甲斐もなくほろりと涙が出てしまい、「大丈夫よー」と肩を撫でてくれました。
初緊急入院で右も左も分からず、病状も把握出来ず不安だったんだよね。

気持ちがほっとした所でお昼ご飯。
DSC_0271.jpg
素麺に何故か春雨と菌糸玉子とキュウリのトッピングが付いている。
煮物が優しかった。
量が多くてこちらも三分の一位。

それにしても食事の写真をLINEで旦那さんに送ると、五郎さんのスタンプで
「いいじゃないか」 とか
「レベル高いんじゃないの~?」と返信が来る。

五郎さんがあてにならなくなった感じ(´・ω・)。イヤイヤソンナコターナイ

退院が決まれば不安も解消。
ここで一機に一部親戚や友人にLINE。
かなり皆、びっくりしてました。

この日から旦那さんは出張。
でも大丈夫。明日はサクッとタクシーで帰るから。

4日目夕食です。
DSC_0272.jpg
えっ?麻婆豆腐? でも割と美味しかった。美味しく感じられるようになったかな。

この夜も静かな夜でしたが、やたらリアルな夢をみたり寝たり起きたりでした。

5日目退院日。また5時半には起床。
大体、夜明けと同時位には目が覚めてる。
洗面とトイレは男子と女子と入口は違うものの、中では見える状態。

一応、ユニクロのブラトップを着ていないと恥ずかしい。
ブラトップは入院時かなりおススメです。寝てても辛くないし。

朝ご飯。
DSC_0273.jpg
朝からパスタ入りミネストローネはちょっとキツい。
お粥だけは美味しくなさ過ぎて、食べれない。

最後の朝の検診。
大きな声で部屋の事を言いに来た可愛い顔の先生でした。
ちょっとかさぶたあるけど、大丈夫!喉通りの悪い物以外は何食べても飲んでも
良いですよ♪と明るく話してくれました。
薬もだしておきますねー、と言われご挨拶してベットへ。

そしてまた点滴。
この前に6時から2本打っており、最後の1本。
ちなみにステロイドは太るそうです。
食べなくて瘦せたと思ったら大間違い。
帰って体重測ったら3K増でした((+_+))。
太るというよりむくみだと思います。
あれだけ水分身体に入れてるんだしねぇ。

それとステロイドは元気になる薬なので、余計寝れなくなるらしい。
帰ってから二日目位にステロイドが身体から抜けたらしく、
睡眠が異常でしたzzz。
疲れてたんだろうね。

最後の点滴が終わったら、会計が来るので待ってて下さいねと言われたので
点滴が終わりになるのをひたすら待つ。
その間に会計が来る。
68,700円!!?? まじか!(+o+) 個室移らなくて良かったのか。

点滴が終わったと同時にナースコール(ナースコールって点滴って
ボタンもあったのねと気が付く)。

「着替えてて良かったのに」と慌ただしくコールに呼ばれた看護士さんが言ったが、
「点滴抜かないと着替えられないよ」と言ったら「あ、そうか」と。

5日目にして腕から針が抜かれる。 感無量。

急いで着替えて「お世話になりました」と階下へ。

でもなんでこんなにかかるんだろうと、一応会計の所で聞いてみると
治療ですねーと。
点数見てもどうやら点滴代にかなりかかっている気がする。

保険が一日入院で1万円。貰って5万円。(退院日も入るから)
足が出てるー 浮くと思ってたのに。

会計を終えてタクシーに乗る瞬間。
この場面は忘れないだろうなぁ。 嬉しかった。

昼に家に帰り、即お風呂を溜め入浴。 ありがたい(≧◇≦)。

さっぱりしてから病院のコンビニで買った薄いサンドイッチを食べ、
入院グッズの片づけをしてから、懐かしのベットに潜り込みむ。

何と言っても外の天気が分かり、風を感じられるのがこんなに幸せなんだと思いました。

旦那さんが夕方出張から帰ってくるまでウトウト。

こんなに我が家が良いと再確認出来た入院でした。



番外編につづく。




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